歴史あるアウトドア用寝具「ハンモック」の魅力
ここからは、ハンモックの選び方についてご紹介します。種類や用途など選び方のポイントを知って、自分にピッタリのハンモックを見つけましょう!
用途で選ぶ
ハンモックには自立式・非自立式・ハンモックチェアの3タイプがあり、用途に合ったハンモックを選ぶことが大切です。ここからはそれぞれのポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
室内用なら「自立式」
室内で使用するなら「自立式」がおすすめです。自立式ハンモックはスタンドが付いており、組み立てるだけで簡単に設置することができます。また折りたたみ式スタンドと組み立て式スタンドがあるので好みで選べますし、ハンモックをスタンドから取り外せば「非自立式」として使うことも可能です。
ただしこの自立式ハンモックは重さが10kg以上あるため、移動がしづらいという点を頭に入れておきましょう。
アウトドア用なら「非自立式」
キャンプなどのアウトドアシーンでおすすめの「非自立式」ハンモック。木や柱に引っ掛けて設置することができ、しまうときはくるくると畳むことができるので持ち運びやすさは満点です。
また蚊帳がついているものもあるので、泊まるときはとくに快適に過ごせるのも嬉しいポイント。ただし、ハンモックが設置できる場所かどうかキャンプ場などで事前の確認が必要です。
設置スペースがないなら「ハンモックチェア」や「3way」
ハンモックを設置するスペースがない部屋なら、ハンモックチェアや3wayタイプがおすすめです。最近ではインテリアとして楽しめるおしゃれなデザインも多く、人気を呼んでいます。
ハンモックチェアは吊り下げ式のものが多く、場所を取らないのが嬉しいポイント。また3Wayはハンモック・チェア・ハンガーラックの使い分けができるので、その都度用途に合わせて使うことが出来ます。
ハンモックの生地・素材で選ぶ
ハンモックはさまざまな生地や素材がありますが、使用する場所に合わせて選ぶことも大切です。ここでは生地や素材の選ぶポイントをご紹介します。
室内用ならクロス生地・コットン素材が◎
室内用として使うなら、クロス生地がおすすめ。安定感が抜群で、ぐらぐら不安定になることもありません。また耐久性があり長く使えるのも嬉しいポイント。ハンモックの素材は、室内用なら肌触りの良いコットン素材がおすすめです。
ただし、雨や汚れに弱い点は難点。一度濡れたり汚れたりすると洗濯や乾燥に時間がかかってしまうので注意しましょう。
アウトドア用ならネット生地・パラシュートナイロンやハマテック素材が◎
キャンプ先やアウトドア用で使うなら、ネット生地がおすすめ。通気性も良いので暑い時期のキャンプでも涼しく快適に過ごすことが出来ます。また雨が降ってもすぐに乾いてくれるのもネットタイプの特徴です。
またパラシュートナイロンやハマクテックの素材を使ったハンモックもおすすめ。速乾性・撥水性・耐久性に優れており外に保管しても劣化しにくく、長く使えるのでアウトドアシーンに最適です。
メーカー・ブランドで選ぶ
ハンモックはさまざまなメーカーから販売されていますが、それそれの特徴をふまえて選ぶことも大切です。ここではハンモックメーカー・ブランドをご紹介します。
Vivere(ビブレ)
ビブレ社創始者のジェイソンが、リラックスするためのアイテムとして2004年にブラジルからハンモックを購入し販売を開始したのがビブレの始まりです。ブランド名からきているビブレ編みと呼ばれるコットン製のハンモック以外にも、今はポリエステルファブリックのハンモックなども販売しています。
屋外の利用もできるなど、様々な楽しみ方ができるようになっているのが嬉しいポイントです。
Coleman(コールマン)
人気アウトドアメーカー・コールマンのハンモックは素材にナイロンを使用しており、軽くて丈夫なのが特徴です。サイズは大人2人が寝転がるのにも十分な大きさなので、うれしいポイント。
また本体も800gと軽量なので落ち運びも簡単です。ただしハンモックスタンドは別売りなので注意が必要してください。
TOY MOCK(トイモック)
有名ハンモックブランド・トイモックの製品の特徴は、傾きとネットの張り具合を3段階に調節できるタイプの自立式ハンモックであること。背面だけを高くなど、自分にあった寝心地を作ることができます。
また指をはさまないように配慮されて設計されているのでお子様にも安心。豊富なカラーバリエーションから選べて、コンパクトに折りたたむことができるおすすめのハンモックです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
アウトドアメーカー・キャプテンスタッグのハンモックの特徴は、リーズナブルである点。パームコットン生地でサラサラとした肌触りを実現し、湿度の高い時でも快適に過ごすことができます。
また収納袋付きでコンパクトに収納可能できることも嬉しいポイント。注意点として耐荷重は約80kgなので、体格の良い方など購入前に確認しておきましょう。
Byer of Maine(バイヤーオブメイン)
1880年創業のByer of Maine(バイヤーオブメイン)は、無垢の木とキャンバスを組み合わせた野外用の家具を供給してきたメーカーです。このブラジルスタイルのハンモックはベッドと同じくらい大きく、素材にコットンを使用しており寝心地も抜群です。
また体重制限が約150kgなので、2人で使用することも可能です。
ニトリ

一見ハンモックのイメージのないニトリですが、実はニトリでもゆらゆら揺れるハンモックチェアをハンギングチェアとして販売しています。ゆっくりとした揺れを再現するハンギングチェアは脚を取り除き、吊るすタイプ。
見た目もおしゃれなデザインでインテリアにもおすすめです。また人工ラタンを使用しているので汚れにくく耐久性も抜群。ただし通常のイスよりも耐荷重80kgと耐久性は低いのでどれくらいまでの重量に耐えられるのか、購入前に確認しておきましょう。
サイズ・耐荷重で選ぶ
ハンモックはさまざまなメーカーから販売されていますが、それそれの特徴をふまえて選ぶことも大切です。ここではハンモックメーカー・ブランドをご紹介します。
サイズ
1人で使うのか、複数人で使うのか、子供が使うのかなどによってハンモックの最適なサイズは変わります。1人で使うなら幅が140cmあれば十分ですし、また2人で使うなら200cm以上の幅があれば安心。
ただし幅が小さいハンモックはコンパクトになる分、安定感がなく下に落ちやすくなりますので注意が必要です。
耐荷重
ハンモックを選ぶ際には、耐荷重をしっかり確認しておくことが大切です。ハンモックには何キロまで耐えられるのか、耐荷重量が必ず記載されています。使用する人数や体格などをふまえて、どのくらいまでの重さなら耐えられるのかを確認し、事故が起きないように規定の重さ以内のハンモックを選びましょう。
それでは最後にハンモックおすすめランキング3選を見ていきましょう。ご紹介した選び方のポイントを押さえて、ベストなハンモック見つけてくださいね!まずは室内用ランキングを紹介します。
Vivere(ビブレ)
全米が愛したハンモック
価格:19,800円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
リーズナブル&高品質な全米で大人気のハンモック
「Vivere 全米が愛したハンモック」は、リーズナブルで高品質を両立した全米で大人気のハンモックです。Vivere社独自の製法「Vivere編み」を採用し、素材にも高級コットンを使用しているため絶妙な肌触りと伸縮性、高い強度を実現。
耐食性にも優れ場所を問わず使えるのもポイントです。また大人2人でもゆったりくつろげるビッグサイズで、ハンモックの中で寝返りも打つことができます。
| 素材 | コットン | 耐荷重 | 200kg |
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Susabi(すさび)
ダブルハンモック
価格:19,800円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ハンモックの本場南米コロンビアの職人が作るハンモックと自立式スタンドのセット
「Susabi ダブルハンモック」は、ハンモックの本場の一つ南米コロンビアで専門の職人たちによって制作されています。他の国では作れない、絶妙な伸縮性と乗り心地を楽しめますよ。
南米的ながら、日本の家のスタイルに合わせた大きさやカラーを選び作成しています。また賃貸住宅や取り付けが出来ない場合でも使用できる自立式スタンドとのセット商品となっているのも嬉しいポイントです。
ゆらふわモック
1台3役 ゆらふわモックマルチ
価格:12,800円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
自立ハンモック・チェア・ハンガーラックの3wayで使える
「ゆらふわモック 1台3役のゆらふわモックマルチ」は、ハンモック1つで3つの使い方ができます。室内外場所を選ばずに使用できる自立式ハンモックとして、スタンドを調節し布ハンモックを装着すればチェアとして使え、また付属のポールをセットするとハンガーラックとしても使えるという優れもの。
さらに、スタンドもネットも丸ごと収納できる専用収納バッグ付きです。
| 素材 | コットン | 耐荷重 | 330kg |
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それでは次にアウトドア用ハンモックおすすめランキング3選を見ていきましょう。ご紹介した選び方のポイントを押さえて、ベストなハンモック見つけてくださいね!
Lenzai
最新型ハンモック 蚊帳付き
価格:2,888円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
快適な寝心地を実現する蚊帳とハンモックの一体式
「Lenzai 最新型ハンモック 蚊帳付き」は、蚊帳とハンモックの一体式で簡単に取付けることができるハンモックです。蚊や虫が入ってくるのを防ぐことができるので、夜でも安心して眠ることができます。
またステンレス製カラビナ耐荷重は700kgなので、耐久性も抜群。素材はパラシュートを採用し軽くて丈夫で破れにくく、通気性に優れ蒸れにくいので快適な寝心地が得られます。
| 素材 | パラシュート | 耐荷重 | 300kg |
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Pooboo Outdoor Products Inc.
自立式ハンモック スタンドセット
価格:7,500円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
持ち運びも取り付けも簡単な自立式ハンモック
「Pooboo 自立式ハンモック スタンドセット」は、綿とポリエステルを採用しておりしっかりとした作りになっているので、大人2人同時に使用するにも十分な大きさです。フレームは品質が良い鋼を使用し、表面塗料は黒い銀塗りのため摩損に強い仕様。
また工具なしで1人でも15分ほどで楽に取り付けることができます。女性一人でも楽に持ち運べる重さなので安心ですね。
| 素材 | コットン・ポリエステル | 耐荷重 | 200kg |
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Wecamture
ハンモック 蚊帳付き
価格:2,880円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
裏返して使えば普通のハンモックにもなる蚊帳付きハンモック
「Wecamture 蚊帳付きハンモック」は高耐久、高品質のパラシュート素材で作られており通気性が高く蒸れにくいため速乾性に優れています。ハンモック生地はパラシュート生地なので軽くて丈夫、片手で軽々持てるコンパクトな収納サイズも嬉しいポイント。
また裏返して使えば普通のハンモックとしても使えるため、アウトドアレジャーには特におすすめです。
| 素材 | パラシュート | 耐荷重 | 300kg |
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最後は自立式ハンモックおすすめランキング3選を見ていきましょう。ご紹介した選び方のポイントを押さえて、ベストなハンモック見つけてくださいね!
Susabi
ブラジリアンハンモック 自立式スタンドセット
価格:17,900円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
本場南米ブラジル産のベッド代わりにもなるハンモック
「Susabi ブラジリアンハンモック 自立式スタンドセット」は、ハンモックの本場ブラジルより輸入した、絶妙な伸縮性と乗り心地を楽しめるハンモックです。サイズは大人がゆったり乗れるダブルサイズ。
また組み立ても簡単で5分もあれば出来てしまいます。アウトドアで使用する場合に便利な収納バッグ付きで、ときにはベッドの代わりにして就寝することもできる優れものです。
| 素材 | コットン | 耐荷重 | 160kg |
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HANWA
Sifflus(シフラス) 2WAY 自立式ポータブルハンモック&チェアー C-1 -BLACK- SFF-03
価格:15,984円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
インテリアとしても◎なハンモック&チェア
「Sifflus(シフラス) 2WAY 自立式ポータブルハンモック&チェアー C-1 -BLACK- SFF-03」は、アウトドアはもちろんインテリアとしても使えるハンモック&チェアです。スタンドの角度を変え、生地を取り替えるだけでハンモックとしてもチェアとしても使える2WAYタイプ。
安全性と強度を向上させた独自のストロングフックを採用しているので安心できるポイント。また持ち運びには便利なリュックタイプに変身するおすすめのハンモックです。
| 素材 | コットン・ポリエステル | 耐荷重 | 100kg以下 |
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ロゴス(LOGOS)
3WAYスタンドハンモック 73178008
価格:28,080円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
女性一人で楽々組み立てられる3wayハンモック
「ロゴス 3WAYスタンドハンモック 73178008」は、フレームを調節し生地を変えるだけでハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックの3WAYで使うことが出来るハンモックです。
フレーム本体にベアリング式フックを採用しているので、快適なスウィング動作が可能。また持ち運びに便利な収納バッグ付きでコンパクトに収納でき、さらに枕に使えるクッションもついてるのも嬉しいですね。
組み立ても女性一人でも簡単にできるので是非おすすめできるハンモックです。
| 素材 | コットン | 耐荷重 | 100kg |
|---|
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ここからはハンモックの設置方法についてご紹介します。壁や天井に金具を設置する方法やロープを使用する方法、専用スタンドを使用する方法など、場所や環境に合わせた設置方法を見ていきましょう。
室内用ハンモック
ハンモックチェアの場合の設置方法は、天井にアンカーボルトを埋める・木製やコンクリート製のハリにロープを巻きつける・天井と梁の間にすきまにロープを巻いてハンモックが吊すなどがあります。
またベッドタイプのハンモックの設置方法は、金具を使って壁や柱にベッドタイプハンモックを取付ける・金具を使わずロープだけでハンモックを吊るす・天井に金具を取付けてハンモックを吊るすなど。
自宅の環境や壁や柱のつくりによっても変わるので、よく確認して取り付けることが大切です。
アウトドア用ハンモック
ハンモックを設置するには、5~6mほどの間隔が適しています。5~6mほどの間隔に立っている木を見つけたら、木の幹を両手で押して十分な強度があるかどうかを確認しましょう。次に地上から150cm程度の位置に厚みのあるタオルを巻き付けて、樹皮を痛めないようにします。
そして目線の高さ(160cm)くらいの所にツリーストラップを片方固定し、もう片方を木に括り付けたら完成です。
今回はハンモックの選び方とおすすめランキングをご紹介しました。ハンモックの取り付けは正しい設置方法を覚えてやってみましょう。本記事を参考に、お気に入りのハンモックを見つけてくださいね!












ハンモックといえば、ゆらゆら揺れるゆりかごの様なイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?ハンモックの歴史は、南米の熱帯地で先住民族の寝具として使われていたのが始まりと言われています。
キャンプやピクニックをはじめ家にも設置できるので、お昼寝や読書などリラックスする時間におすすめ。最近ではソファ代わりになるハンモックチェアや2人用ハンモック、室内用の吊り下げタイプなど種類や設置場所も豊富になってきています。